雪組大劇場公演千秋楽のライブ配信を観ました。
トップとトップ娘役のお二人のサヨナラ公演。
ミュージカルとショーの2本立てとさらにサヨナラショーまでライブ配信。
「fff~歓喜に歌え!~」作品内容
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。
音楽史に革命を起こし、今や不滅となったその男。
聴力を失い絶望する天才音楽家の前に姿を現した謎の女。
女の不可解な存在に苛立ちながらも、いつしか彼女を人生の旅の友としてゆくルートヴィヒ。
やがて2人の不思議な関係が生み出した音楽とは・・・
フランス革命後の混沌のヨーロッパで、ナポレオン、ゲーテ、そしてベートーヴェンが歩む覇道が交差する。
誰もが知る伝説の男たちについての、新しい物語、ミュージカル・シンフォニア。
感想
難しかった~!
背景も歴史を知っているともっと楽しめたのかな。
難しかったけど、トップ望海風斗さんの歌声は素晴らしい!
もう素晴らしすぎて涙出てきます。
真彩希帆ちゃんの出番が少なかったかなぁ。
でも登場する所はほとんど美声を聞かせてくれたので、これも良かった。
本当はサヨナラ公演はハッピーエンドで「さぁこれから新たな人生に出発だ!」的な感じが好きなんですが。
暗~い内容でしたが、最後はこれでもか!というくらい晴れやかな音楽で終わり、そこはホッとしたというか涙が出ました。
あんなに歌って、だいもん喉大丈夫?!と心配になるほど歌っていました。
「シルクロード~盗賊と宝石~」作品内容
西から東へ、東から西へ、文化、文明、人を乗せ、陸と海とで西欧とアジアを結び付けてきた貿易路「シルクロード」
そのシルクロードを彷徨ってきた宝石の、その煌めきの中に宿る数多くの記憶を辿る旅へと盗賊は誘われていく。
過去から未来へ、そして未来から過去へ。
時代と空間を超えた旅の中で綴られる、エキゾティシズムに富んだレビュー・アラベスク。
数多くのCMや映画音楽を手掛け、様々なアーティストに楽曲提供をおこなっている菅野よう子氏より楽曲提供。
感想
いつものショーとは違い、あらすじのあるショー。
アラベスクで娘役さんの衣装がめっちゃ可愛い。
退団生徒にもスポットライトが当たるように構成されていて良かったです。
男役群舞は青い薔薇を2番手の咲ちゃんに手渡し。
そしてポケットチーフは退団生はお花。
なんかそれだけで涙が出てきました。
内容がどうのこうのというより、大劇場最後の舞台なんだと思ってしまって、寂しさが上回ってしまって。。。
サヨナラショー
歌うまコンビ最高でした!
聴かせる聴かせる。
ファントムのHOME、もう一度聴けて良かった。
最後のご挨拶
だいもん(望海風斗)は袴ではなく、黒燕尾でご挨拶。
だいもんっぽく清々しい表情でご挨拶されていたのに、ファンの皆さんの事を口にする時、言葉に詰まり口が震えて・・・
もうこちらが号泣ですよ。
「今日は皆で舞台に立つことが出来、最高の千秋楽です。この1日の事は一生忘れません!」
のようなご挨拶でした。
まあやちゃん(真彩希帆)も清々しいいつものニカッとした笑顔でご挨拶していました。
だいもんが「隣で全開の笑顔で走り続けてくれた」と真彩ちゃんの事を言っていて、このトップコンビは本当に二人三脚で良い作品を作ろうと、必死に走ってきたのだと思いました。
途中涙涙なのが笑いに変わっちゃったんですよ。
だいもんが楽屋入りした時のお話をされたんです。
「フーハンの着ぐるみが」「フーハンノハフーンハフン」
もう何言ってるかわからないくらいハフンハフン言って笑っちゃいました。
上手く説明できませんが、観ていた方にはわかるはず(笑)
最後に
もう涙涙ですよ。
今、思い出しても涙が出ちゃいます。
コロナという、誰もが考えもしなかった世の中になってしまった。
サヨナラ公演の1つ前の公演「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」が途中公演中止になってしまったところから、どんどん世の中の状況が変化していき、退団発表をしたもののいつ退団公演が出来るのかもわからなくなってしまい・・・
公演決定しても、いつ誰がコロナに感染してもおかしくない状態で。
入り出待ちも出来ず、ファンとの交流もなし。
やっとの思いで公演、そして千秋楽を迎えたけれど、やって当たり前だった退団セレモニーもない、ファンのお見送りもない。
そんな、そんな大変な退団。
涙も出てくるでしょう・・・。
私達には計り知れない思いがあるでしょう。。。
もっと話したいけど・・・長くなりそうなので。
大劇場卒業おめでとうございます!
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