宝塚花組「A Fairy Tale」「シャルム」を観て

花組 明日海りお&華優希 他77名

ミュージカル「A Fairy Tale~青い薔薇の精~」

レビューロマン「シャルム!」

今回の作品はトップ明日海りおさんの退団公演となります。

そしてトップ娘役華優希さんのお披露目公演でもあります。

A Fairy Tale~青い薔薇の精~

作・演出 植田景子

19世紀半ばの大英帝国を舞台に描く、大人の為のほろ苦く温かなオリジナルミュージカル。

自然界の掟に背いた罪で、闇と孤独の中に閉じ込められた”青い薔薇の精エリュ”。

過ぎゆく時の中で、彼が愛する人達の心に残したものとは・・・。

人々が現実だと信じている世界と目に見えない異次元の世界とが交錯する、

耽美的で幻想的な物語。

薔薇の精エリュ・・・明日海りお

選ばれし薔薇の精として生を受けるが、自然界の掟を破ったが為に、

青い薔薇と共に禁断の園に生きる

シャーロット・ウィールドン・・・華優希

イギリス上流階級の出身ながら田園を愛し、想像力豊かで自由な心を持つ女性

ハーヴィー・ロックウッド・・・柚香光

庭師の叔父の元に引き取られて育ち、植物学の研究で世に認められる

「A Fairy Tale」感想

切ないお話でした。

ですが最後はハッピーエンド。なのかな?汗

最後の捉え方は、観た人によりけりという感じでしょうか。

おとぎ話感満載だ、とか ディズニーっぽい、など

賛否両論の感想が飛び交っていましたが、宝塚ではアリでしょう!

私はこういうの好きです(^^)

観ていてPUCKを思い出しました。

華優希さん

今回からトップ娘役。

演技が素晴らしかったです。

色んな年代の女性を演じたのですがお見事!

そして存在が可愛らしい。いるだけで可愛い(笑)

歌が・・・と言われていますが、それを上回る可愛らしさ!

明日海りおさん

言うまでもなくすべてが素晴らしい!

歌が安定しているとお芝居の流れが途切れない。

(上から目線で申し訳ありません)

妖精がこんなに似合う方もそうそういらっしゃらないかと。

周りは号泣している方がチラホラ。

私も家でゆっくり観ていたら泣いていただろうなぁ。

シャルム!

作・演出 稲葉太地

花と光の都パリに眠る、妖しくも人の心を惹きつける地下都市を舞台に繰り広げられるレビュー。

フランス語、魅力、色香、魔法、呪文などを表す言葉「シャルム」

個性豊かな花組の魅力あふれる華やかで美しいレビュー。

エトワール・・・芽吹幸奈


「シャルム」感想

もう素晴らしすぎて、号泣しました!!

オペラグラスをのぞきながら

滝のように流れる涙をぬぐい、鼻水もふき取り忙しい忙しい。

周りも皆さん号泣。

男役ならではの場面ばかり。

明日海りおさんの最後の男役姿。

これでもか!という構成でした。

群舞&黒燕尾服が格好良くて。

「ケ・サラ」は今後聴いたら泣いてしまうかも(笑)

黒燕尾で明日海りおさんと水美舞斗さん→瀬戸かずやさん→柚香光さん・・・

もうこれ泣かせにいってる!

もう一度観たい!と思うショーでした。

(花組は”もう一度観たい”と思わせるショーがいくつもありますね)

最後に

そして毎回思うのが

あんな細い明日海りおさんのどこからあんなパワーがあるのか。

劇場内に響き渡る歌声。

これで見納めかと思うと、本当に本当に寂しいです。

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