宝塚雪組「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」を観て

雪組 望海風斗&真彩希帆 他75名

ミュージカル「ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンスアポンアタイムインアメリカ)」

ONCE UPON A TIME IN AMERICA

原作 ハリー・グレイ

脚本・演出 小池修一郎

1984年に公開された、セルジオ・レオーネ監督、ロバート・デ・ニーロ主演によるギャング映画で、凄まじい勢いで変貌を遂げる20世紀のアメリカ社会を背景に、主人公の少年期・青年期・初老期という3つの時間軸を交差させる緻密な構成、サスペンス的な要素も織り交ぜたドラマティックな展開が熱狂的ファンを生んだ傑作。

この作品を幾多のミュージカル作品を生み出してきた小池修一郎の脚本・演出により、世界初のミュージカル化。

ニューヨークの貧民街で暮らす移民の少年達が、ギャングとして成りあがっていく過程で育む友情と絆、恋を中心に、その後の悲劇的顛末までをノスタルジックな情感で描き上げる宝塚歌劇版「ONCE UPON A TIME IN AMEICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)」ミュージカル。

ヌードルス・・・望海風斗

ローワー・イーストサイド出身。ユダヤ系移民の子として生まれ、ギャングとして成りあがっていく。

デボラ・・・真彩希帆

ローワー・イーストサイド出身。ブロードウェイ、ハリウッドで活躍する女優を目指す。

マックス・・・彩風咲奈

ヌードルスの幼馴染。暗黒街の若き顔役の一人となる。

エトワール・・・舞咲りん

感想

新年早々悲劇。。。

誰も幸せに終わらない。。。

なにこれ悲しすぎる。

というのが最初の感想です。

でもとっても内容の濃い作品。

少年期・青年期・初老期と3つの時代をどうやって表現するのかな、と思いましたが、同じ方がずっと演じていました。

なるほど。

観終わって、人生をなんだか考えさせられました。

宝塚を観に行ったのに、「きゃ~素敵だったわ♪」だけでは終わらない。どちらかというと映画でも観てきたかのように、心の奥にドスーンときました。

だいもんさんとまあやさんの演技に引き込まれてしまいました。

望海風斗さん

さすがです。大人の男の色気。

苦悩が伝わり、こちらまで苦しくなる。

演技力がすごい。そして安定の歌声。

私は青年期のだいもんさんが一番好きだなぁ。

真彩希帆さん

歌声!!もっと歌っていて欲しいと思ってしまう程の歌唱力。

デボラという大人の女性もよく似合っていました。

少女期のまあやさん、めっちゃ可愛かった。

彩風咲奈さん

トップさん2人が超歌ウマなので、劣ってしまいますが、以前と比べると良くなっているとは思います。

男役声を出すのが苦手なのかな?

時折苦しそうに聞こえるのが気になります。

でもあのスタイルは圧巻。

朝美絢さん

今回は女役で登場!

あーささん、女役結構多いですよね。

お顔がキレイなので、さすが!お似合いでした。

最後、もっと幸せになって欲しかった~(笑)

歌も良かったです。

最後に

今思い返しても、良かったなぁ、と。

昔は「お芝居の雪組」と言われていましたが、本当に内容が良かった。

演技力が素晴らしかった。

そしてトップ2人が歌ウマなのが最高でした!!

観に行った公演になんと、みりおさん(明日海りお)が来ていました!

といっても今回私は2階席だったので、お姿拝見出来ず(涙)

劇場内のどよめき、ざわめきがすごかったです。

宝塚観劇が初めての方はびっくりしたのではないでしょうか。

「なんなんだ!」「誰が来たんだ!」って(笑)

一目、チラッとでもお姿見たかったな。。。(涙)

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