宝塚「眩耀の谷」「Ray-星の光線-」を観て

星組 礼真琴&舞空瞳 他78名 専科1名

幻想歌舞録「眩耀の谷~舞い降りた新星~」

ショー・スター「Rayー星の光線ー」

今回が礼真琴&舞空瞳コンビ大劇場お披露目公演になります。

眩耀の谷~舞い降りた新星~

作・演出・振付 謝珠栄

紀元前の中国大陸に築かれた小国「汶(ぶん)」巡り描かれる幻想的な歴史ファンタジー。

志高く理想にもえる周の大夫:丹礼真は汶族の聖地と呼ばれる「眩耀の谷」の探索を命じられ、そこで汶族の舞姫であった瞳花と出会う。

母国を信じる礼真に待ち受ける試練とは、そして希望とは・・・。

新星星組の為に書き下ろされた壮大な物語。

*作・演出・振付の謝先生は、今回、宝塚歌劇団の卒業生として初めてお芝居の脚本から演出を担当する。

丹礼真・・・礼真琴

周の大夫。亜里に派遣され、眩耀の谷を探索するよう命じられる。

瞳花・・・舞空瞳

汶族16代目の王「麻蘭」の妹

管武将軍・・・愛月ひかる

亜里を治める将軍。汶族との戦いで武功をあげた勇将

「眩耀の谷」感想

面白いお話でした!!!

良かったです~。

内容もわかりやすく、私は好きなお話でした。

途中雲行きが怪しくなり、最後どんな形で終わりにするのかな・・・と心配になりましたが、良い形での終わり。

ハッピーエンド。

こういう終わりが良いですね。

あまりイチャイチャ度(笑)はありませんが、前に向かって!という新生星組にぴったりな感じでした。

謎の男の正体、語り部(春崇)の正体、そうなのね!というスッキリ感がありました。

語り部の正体がわかった時、なんだか感動しました(笑)

そういう風に繋げたのね!

礼真琴さん

可愛かったまこっつぁんが、トップに!

感動ですね(涙)

格好良い。歌にダンスにお芝居に。3拍子揃ったトップさん。

歌うまは本当に良い。

今回のお話も星組の為の書下ろしという事で、まこっつぁんにピッタリな役。

正義感の強い実直な青年が、色んな経験の上で成長し、前を向いていく。

お話も良かったですが、礼さんも素晴らしかったです。

そして今回剣舞があるのですが、まこっつぁんの素晴らしいこと!

剣を振り回し、ピタッピタッとボーズが決まる。

あまりの綺麗さに感動しました。

舞空瞳さん

可愛らしく、そしてお顔が小さい!

あまり礼さんとの絡みはありませんでしたが、歌も上手く、ダンスもさすがで、良かったです。

ただひとつ、お化粧が・・・。

なぜかほっぺが異様に赤く、なんとなくおてもやんな感じ(汗)

おてもやん程真っ赤ではありませんでしたが、最初出てきた時には「ん?目が見えない設定だからちょっとおかしい感じに仕上げてきた?」と変に考えてしまいました。

私が観劇した日だけお化粧を少し失敗してしまったのか?

まぁこれから回数を重ねていけば落ち着いていくでしょう(何目線?笑)

愛月ひかるさん

今回から星組生となり、2番手となるのかな?

宙組から専科となり、ファンの方を驚かせ、賛否両論が飛び交う中、さらに星組へ組替え。

専科への組替えは何だったのでしょう?

若き新生星組トップさんを支える愛さん。

良かったです。

歌ももう少し頑張ってくれたら申し分ありませんが、下手という程ではないので。

瀬央ゆりあさん

今回せおっちさんの成長にビックリしました。

あれ?こんなにのびやかに歌う方だったっけ?

歌も上手くなっており、お芝居もなんだか良いポジション。

同期まこっつぁんのトップ就任で、せおっちも何か変わったのかな?

Rayー星の光線ー

作・演出 中村一徳

新トップスター・礼真琴を中心に新しいスタートを切る星組の”新しい時代への始まり”となるショー。

”光””光線””熱線”を意味する”Ray”。

舞台上で生き生きと歌い踊る星組生たちの”輝き”、そして”Ray”の言葉にまつわる”礼””麗”などをテーマに、華麗なるシンギング&ダンシング・ショー。

エトワール・・・桜庭舞

「Rayー星の光線ー」感想

新生星組スタートにふさわしい、華やかで爽やかなショーでした。

大勢(全員?)が舞台上に出てくる事が多く、皆で盛り上げていこう!という感じのエネルギッシュさが良かったです。

礼さんはやっぱりすごい。歌もダンスもさすがの安定感。

今回のショーはいろんな方々にスポットが当たり、楽しめました。

プロジェクションマッピングが使われており、それもドキドキワクワクさせてくれました。

ダンスが得意のトップコンビなので、デュエットダンス(デュエダン)がもっと激しい(?)かと思いましたがそんな事はなく少し残念。

今後どんどん進化させていくのか?という淡い期待をしています(笑)

最後に

さすがの主席コンビです。

想像していた通り、安定感のある舞台でした。

前トップの紅&綺咲コンビも、素敵でしたが、舞台があまり好きではなくて(汗)

↑私は、です。ファンの方ごめんなさい。

必死に舞台を観ていなかったからなのか、今回は、こんなに星組に歌うまさんがいたのか!とビックリしました。

実力派の礼さんがトップになった事で、組全体のレベルがアップしたのか、私が気付かなかっただけなのか。

今後の星組が楽しみです!

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