星組 礼真琴&舞空瞳コンビ
110周年幕開けの大劇場公演
ダンシング・インドロマン・ミュージカル
「RRR×TAKA”R”AZUKA〜√Bheem〜」
レビュー・シンドローム
「VIOLETOPIA」
「RRR×TAKA”R”AZUKA〜√Bheem〜」
脚本・演出 谷貴矢
2022年に全世界で公開された大ヒット映画「RRR」を宝塚歌劇ならではの演出でお届けする、豪華絢爛なダンシング・インドロマン・ミュージカル。
舞台は1920年、イギリス植民地時代のインド。
圧政を敷くインド総督に理不尽に連れ去られた少女を連れ戻す為に立ち上がったゴーンド族の守護者ビームを主人公に、総督の姪で美しく心優しい貴婦人ジェニーとの恋や、内なる大義に燃える男ラーマとの熱き友情、そして葛藤をドラマティックに描き出します。
息もつかせぬダイナミックなドラマを、ビーム視点で再構築・新展開し、アクションを壮麗な舞闘に代えて宝塚歌劇として新たに生まれ変わる。
コムラム・ビーム・・・礼真琴
ゴーンド族の守護者、不屈の英雄
ジェニファー(ジェニー)・・・舞空瞳
インド総督スコットの姪
A・ラーマ・ラージュ・・・暁千星
内なる大義を秘め、イギリス警官としての任務を果たす男
ジェイク・・・極美慎
ジェニファーの婚約者
「RRR」感想
すごく良かったです!
映画のRRRは観ましたが(宝塚で上演すると発表される前)、あまり好きではないタイプの映画でした。
男くさい血みどろの戦いの場面が多く、ちょっと。。。
ウッチャンナンチャンのウッチャンがテレビで紹介していて、ずっとクライマックスでずっと目が離せない。と言っていましたが、本当にそう。
ずっと目が離せないから観終わった時はヘトヘト(笑)
でも内容は血だらけ場面ばかり。
これを宝塚でやるの?!
と思っていましたが、さすが宝塚!
綺麗になっていました。
宝塚版を観てから映画観たらびっくりするかも(^_^;)
RRRを宝塚で上演と発表された時は本当に心配でしたが、そんな心配は無用でした。
ナートゥダンスも盛り上がって、会場全体の熱量も上がって、すごく楽しかったです。
そして最後まで、客席降りで盛り上げてハッピーで終りました。
映画で感じたような疲れは全くありませんでした(笑)
礼真琴さん
休養を経ての復帰公演。
以前と変わらずの素敵な舞台を作り上げてくれていました。
もうさすが。
ダンスに歌に圧倒されました。
あとどれくらい残ってくれるのかな。。。
今年は花、月、雪とトップ交代。
宙もまだまだ不透明。。。
頑張って欲しいですが。。。
舞空瞳さん
なこちゃんも安定感のあるトップ娘役さんになられて。。。
前回の博多座公演「ME AND MY GIRL」ではいつもの相方こっちゃんはお休み。
トップになる前だったら相手役は固定じゃないので変わってもおかしくはないですが、もうトップ娘役の立ち位置なのに、ここにきて違う相手役さんと。
しかも役替わり公演で、相手役は2名。
必然的に成長するでしょう。
なんでも出来るこっちゃんが凄すぎて霞んでしまいますが、あのこっちゃんの相手役をこなしているなこちゃんもすごいと思います。
暁千星さん
ありちゃん、だいぶ星組に馴染んできていますね。
今回はトップのこっちゃんの兄貴分役。
可愛らしいありちゃんには合うのかなぁと不安でしたが、まぁそれなりに。
ダンスはこっちゃんと息ピッタリ。
さすがです。
「VIOLETOPIA」
作・演出 指田珠子
劇場をテーマとした豪奢なレビュー作品。
「Violette(スミレ)」が110年咲き続ける劇場、Takarazukaには、いつも何かに魅了された者達が集う・・・喝采、憧憬、熱狂、孤独、そして希望・・・。
「VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)」で繰り広げられる艶やかで美しい世界。
このショーで大劇場公演デビューとなる指田珠子氏。
エトワール・・・天華えま
「ヴィオレトピア」感想
良かったです。
久し振りの生の舞台の星組観劇でしたが、星組ってすごくレベルが上がったと思います。
そして今回はぴーすけくん(天華えま)の退団という事で、餞別場面がありましたね。
エトワールも男役のぴーすけくん。
私はエトワールは娘役の美声を劇場内に響かせて欲しい派ですが・・・まぁ今回は。
ミュージカルの方が圧倒されたので、実はショーの方はあんまり記憶になく^_^;
良かったなぁという感想でごめんなさい。
最後に
RRRは、一緒に観に行った夫が、もう一回チケット取れない?という程気に入ったようでした。
(いつもは1度観に行って満足してます)
私も、もう一回観たいな、と思ってしまうほどハッピーなミュージカルでした。
どこかにチケットないかしら。
あと、今回私達の席の後ろ(2階B席)はズラーッと高校生集団でした。
でも高校生、静かに観劇していて、マナーが良くて素晴らしい。
授業の一環の宝塚観劇だと思うんですが、宝塚ファンにとったら羨ましい限りです。
↓これはまこっちゃんの歌に聴き惚れちゃいます
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