「ディミトリ〜曙光に散る、紫の花〜」
並木陽・作「斜陽の国のルスダン」より
脚本・演出 生田大和
2017年にNHKのオーディオドラマで放送され、13世紀のジョージア(旧グルジア)を舞台としたドラマティックな歴史ロマンとして好評を博した並木陽氏の小説「斜陽の国のルスダン」を、浪漫溢れるミュージカル作品として宝塚歌劇で舞台化。
人質としてジョージア王国へ送られたルーム・セルジュークの王子ディミトリ。
幼き頃より共に育ったジョージア王女ルスダンと心を寄せ合う彼は、モンゴル軍との戦闘に斃れた前王の遺言により、女王として国の命運を担うルスダンの夫となる。
その出自ゆえ政に関わることを許されないディミトリは、ルスダンの良き相談相手として生きることを決意。
しかし平穏な日々を過ごす二人の前に、亡国ホラズムの王ジャラルッディーンが立ちはだかる。
ルスダンを、そして彼女の統治する王国を守る為立ち上がるディミトリだったが、二人の絆は引き裂かれていき…
運命に翻弄されながらも、ただ一人の女性への愛を貫き、激動の時代を颯爽と駆け抜けた青年の生き様を描く。
感想
泣きました。
号泣です(笑)
こんな内容だったとは。
切ない内容だという情報は得ていましたが。。。切なすぎる!
こんなに宝塚で号泣したのは「星逢一夜」以来かな。
家で配信を観たので思いっきり泣けたというのもあるかもしれません。
「桜嵐記」も劇場でしたが結構泣いちゃいましたが、人がいるので少し遠慮していた記憶があります(笑)
本は読んだ事ありませんでしたが、わかりやすい内容で観やすかったです。
少しの掛け違いが大きな亀裂を生んでしまう。
これは人間関係であるあるな事だと思います。
信頼しきっていたけれど、他人からの言葉により疑念が生まれる。
疑念が生まれてしまうと何もかもが悪い方に捉えてしまう。
あるあるな事だからこそ、まこっちゃん(礼真琴)の気持ちもなこちゃん(舞空瞳)の気持ちもわかる。
良い作品でした。
若き王配、愛を貫く王配。。。まこっちゃんが似合う似合う。
なこちゃんもどんどん素敵な女性を演じられるようになって(ナニ目線?)
また映像でやったら観たいです。
「JAGUAR BEAT-ジャガービート-」
メガファンタジー
作・演出 齋藤 吉正
半人半獣のJAGUAR(ジャガー)を主人公に、その生命と愛を軸に展開する、宝塚歌劇の伝統に新たな挑戦を加味したストーリー仕立てのショー作品。
名もない星のジャングルで生まれたJAGUARは美しいCRYSTAL BIRDに恋をし、彼女に誘われて未知なる世界への旅に出る。
JAGUARに扮する礼真琴を中心とした星組生達の様々な魅力を、パワフルなビートで綴るメガファンタジー。
感想
まこっちゃんの歌、ダンス、素晴らしい!
この作品は内容がよくわからん、という声も聞きましたが、宝塚のショーなんてこんなもんじゃないの?と思いました。
こんな事言ってはいけないのでしょうが、前トップ時代よりまこっちゃんトップ時代の方が何倍も組の力が上がっていると思います。
やはりトップが実力があると、周りの皆さんも感化されるのでしょうか。
ハラハラする事なく観ていられるので、本当に楽しいです。
次は「1789」チケット争奪戦ですよね(涙)
↓これ本当にオススメ!
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