宙組 真風涼帆&星風まどか 他68名
ミュージカル「アナスタシア」
アナスタシア
脚本 テレンス・マクナリー
潤色・演出 稲葉太地
1997年公開アニメーション映画「アナスタシア」に着想を得て制作されたミュージカル。
皇政ロシア時代の最後の皇帝ニコライ2世とその一族は処刑されたが、末娘の皇女アナスタシアだけは奇跡的に生き延びていたのではないか・・・この伝説をモチーフに描かれたロマンティックで希望にあふれた物語。
詐欺師でありながらも純真な心を持つ青年ディミトリと、アナスタシアによく似た記憶喪失の少女アーニャが繰り広げる愛と冒険の物語
ディミトリ・・・真風涼帆
ロシア革命の混乱の中を悪事に手を染めながらも懸命に生きてきた青年。泥棒のプリンス
アーニャ・・・星風まどか
皇女アナスタシアによく似た記憶喪失の娘
グレブ・ヴァガノフ・・・芹香斗亜
ロシア新政府の役人
ヴラド・ポポフ・・・桜木みなと
ディミトリの相棒。落ちぶれ貴族
エトワール・・・花音舞
「アナスタシア」感想
海外ミュージカルだわぁ、というのが第一印象。
面白かったし、見応え十分。
ただ、なんとなく、外部から持ってきた舞台だなぁという感じ。
壮大だからなのか?
音楽が海外っぽい?
なんだろう、宝塚の舞台っぽくない舞台(笑)
音楽の使い方、歌の入り方、スポットライトの当て方、歌の終わりのポーズ、舞台美術、舞台演出、あーミュージカルだわ。という感じでした。
ロシア皇帝一家はさすが宝塚!煌びやかな衣装がとてもお似合い。素敵でした。
最後は涙流してしまいました。
最後の皇帝一家の写真はダメでしょ~
泣けるでしょ~
真風涼帆さん
姿かたちが男の子にしか見えない!
まどかちゃん(星風まどか)との身長差はやはり毎度ながら萌えます♪
いつも苦しそうに歌う歌い方が好きではなかったのですが(ごめんなさい)今回は少し克服されていた?
まだまだ残ってはいましたが、だいぶ練習されたのかな?
本人比で、上手くなっていたと思います。
これなら宝塚ファンでなくても観ても大丈夫かな。
星風まどかさん
まどかちゃんがいるからアナスタシアをやった?
というほど、アナスタシアそのもの!
歌も上手いし、安定していますね~。
演技は以前あまり好きではない、と言っていましたが、だいぶ落ち着いた感じで、今回は気になりませんでした。
等身大っていう感じで、良かったです。
なぜかまどかちゃんがディズニープリンセスに見えた。
歌がディズニーのヒロインが歌う曲っぽいからなのかな?
芹香斗亜さん
キキちゃんは今回ダークな感じでした~。
悪役。
残念。。。(笑)
途中可愛らしいところもありましたが、悪役。。。
悪役ですが、そこまでグイグイくるような悪役ではなく、陰でアーニャを思う男って感じです。
切ない役でした。
歌は安定の上手さでした。
桜木みなとさん
ずんちゃん!今回大活躍!
あれ?2番手だっけ?という程よく出ていました。
お茶目なおじ様役で、若いのにお髭のおじさま役かぁと思いましたが、新境地開拓した!という程成長していました。
歌もばっちり演技も良し。
今回はずんちゃんの成長にビックリしました。
和希そらさん
今回そらくんは女役に挑戦。
男役の方が演じる女役(あえて娘役ではなく女役)って格好良い女なんですよね。
声の出し方は男役ではありませんでした。
え、娘役でもいけるんじゃ?と思ってしまいましたよ~。
男役の方が女役を演っていてもフィナーレでは男役に戻る方が多いですが、今回はそらくんずっと女役でした。
フィナーレも。
格好良いそらくん観たかったな。ちょっぴり残念。
最後に
愛と冒険の物語(ん?CASANOVA?笑)というだけあり、愛に満ちた、前に進む冒険のお話。観た後はスッキリ。
ただ、皇帝一家の事を考えると切なくなりますが。。。(特におばあ様。。。涙)
ハッピーエンドなので良かったです^^
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