花組 柚香光&華優希コンビ 78名
専科から夏美よう、美穂圭子、凪七瑠海の3名
ドラマ・ヒストリ
「アウグストゥスー尊厳ある者ー」
パッショネイト・ファンタジー
「Cool Beast!!」
関西圏はまだまだコロナが落ち着かない中ですが、公演スタート。
この公演はトップ娘役華優希さんのサヨナラ公演です。
そして別格2番手の瀬戸かずやさんもこの公演で卒業となります。
本公演よりオーケストラ復活です。
「アウグストゥスー尊厳ある者」
作・演出 田淵大輔
古代ローマを舞台に、名門貴族ユリウス家の末裔である青年オクタヴィウスが、カエサルの後継者となり「尊厳者」を意味する”アウグストゥス”の称号を贈られるまでを、フィクションと史実を織り交ぜながら重厚に描いた物語。
ガイウス・オクタヴィウス・・・柚香光
ローマの名門貴族ユリウス家の末裔
ポンペイア・・・華優希
カエサルの政敵であったポンペイウスの娘
マルクス・アントニウス・・・瀬戸かずや
一兵卒から成りあがり、カエサルの腹心となったローマの軍人。オクタヴィウスの宿敵となる
クレオパトラ7世・・・凪七瑠海
カエサルの愛人。エジプトの嬢王
ガイウス・ユリウス・カエサル・・・夏美よう
ローマ共和国の執政官。長きに亘る内乱を制し、ローマ初の終身独裁官となる。オクタヴィウスの大伯父
アグリッパ・・・水美舞斗
オクタヴィウスの盟友。補佐役として軍事を担当
ブルートゥス・・・永久輝せあ
ポンペイウス派の指導者。ユリウス家に並ぶ名門貴族の末裔
「アウグストゥスー尊厳ある者ー」感想
世界史苦手の私なので、内容が理解出来るか少し不安でしたが、公演プログラムをしっかり読み込めば大丈夫でした。
いつもより早めに席に着いたので、じっくり読む時間があり、それが良かったと思います。
というより、そんなに身構える難しい内容でも無かったのかな?
古代ローマって衣装とか魅力的ですよね。
宝塚にピッタリ。
柚香光さん
やっぱり格好良い。
マント翻す所なんて、もう鼻血もの(笑)
走る姿も格好良いんですよね~
手足が長いのはもちろんのこと、手が大きいのかな?
今回観ていて、手が大きい所がまた男性的でキュンキュンポイントでした。
ただ、やはり歌は・・・難ありかな。
もうそこだけ!本当そこだけ!!(涙)
華優希さん
めっちゃ可愛い!!!!
その一言(笑)
そして、成長ぶりがすごい。
トップ娘役お披露目だった「A Fairy Tale」の時のオドオドした感じは無く、トップ娘役の貫禄が出て、さらに魅力的になっていました!
お芝居はいつも上手なんですが、歌になると声が小さくなってしまっていたのが、堂々としていて。
もう母は嬉しい!!!というような感情でした(笑)
ただ、ラストの舞台はハッピーエンドで終わって欲しかったなぁ。
女神のような神々しさがあったけど。
雪組の望海風斗&真彩希帆のサヨナラ公演「fff」に似たような感じのラストって感じかな。
カレーくんは死なないけど、ハッピーエンドではなく、だけど心で繋がってるよ~みたいなラスト。
あんまり好きではないな、こういうラスト(笑)
私はね。
瀬戸かずやさん
最後のステージまであきらくんっぽい役でした。
野心に燃えた男。
最後の最後まで格好良かったです。
クレオパトラのかちゃさんと大人の恋愛って感じのカップルでした。
凪七瑠海さん
絶世の美女、クレオパトラという役。やりにくいだろうなぁとは思いますが、スタイルの良さにビックリしました。
足がキレイ~。
音くり寿さん
カレーくんのお姉さん役。
すごく学年は下ですが、こんなお役までやるのね、とビックリ。
銀橋でソロもあり、さすがです。
同期のハナちゃんを見送り、同期のまどかちゃんを迎える。
どんな気分なのかなぁ~なんて考えてしまうのはいらぬお世話ですね。
「Cool Beast!!」
作・演出 藤井大介
個性豊かな出演者達による、パッショネイトで刺激的なラテン・ショー。
柚香光扮する美しく心優しいBeast=野獣が観た夢をストーリー仕立てで綴る魅惑の世界。
エトワール・・・永久輝せあ
「Cool Beast!!」感想
最初のトップ3名が出てくる感じが昔観た星組の「ジーザス・ディアマンテ」だったかな、それを彷彿させました(昔すぎてごめんなさい)
カレーくんもアキラ君も、そしてハナちゃんもオーラがすごい!
もう「えー、これでハナちゃん辞めちゃうの?!」と悲しくなるくらい。
そして、その後の金と黒の衣装で皆が出てくる所、鳥肌が立つくらい全員が揃っていて、「これぞダンスの花組!!!」という皆さんの気迫がヒシヒシと感じられました。
素晴らしかったです。
カレーくんのダンスはダイナミックで、それが今の花組を引っ張ってる感じで良いですね。
ハナちゃんも頑張ってて素敵でした。
途中「アイアイアイーイ♪」みたいな掛け声を掛けながら銀橋を渡る所があるのですが、ハナちゃんの立派な掛け声!
母は嬉し涙ですよ(渡)
立派になって~~~~と言う感じです。
どれもダンスの花組!さすが!という感想でした。
カレーくんの女役があったのですが、あれ?先ほどまで立派な男役でしたよね?という疑問が出てしまうような妖艶な女性に早変わり。
すごいなぁとため息。
そして次にはもう立派な野獣に早変わり。
タカラジェンヌってすごいですね。
マイティも得意のダンスを発揮。
すべてが素晴らしいショーでした。
最後に
素晴らしかったです。
が、なにせハナちゃんの退団公演。
寂しさしかありません。
素晴らしい舞台を観ても「これが最後なのか・・・」とブルーに(笑)
やっとやっと、トップ娘役として花開いた瞬間なのに!!
なんでこんなに悲しいんだろう、と考えたら
皆さん退団する時って、やり切った感がすごくあるんですよ。
ファンも納得いくというか。
ハナちゃんは違うんですよ。
まだまだこれからって感じなのに。
トップ娘役になった時は「大丈夫?」と心配になってしまう舞台で、そこから始まり、どんどん輝いてやっとやっと堂々と素敵な舞台を観せてくれるようになったのに。
残念でなりません~。
相当ハナちゃんが好きだったんだと思わずにはいられません(笑)
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