着物を着よう、と思った時に最初にネックになるのが半衿付けでしょうか。
これをやらずして着物は着られません。
頑張って付けてみましょう!
半衿とは
「はんえり」と読みます。
長襦袢に付ける衿の事です。
最近では長襦袢を購入した時点で白い半衿が縫い付けられている事もあります。
着付け教室でも半衿の存在を知らない方も多いです。
衿の部分に木綿の白い布が縫われていますが、それを半衿と間違える方も。
以前お着付けの仕事で伺った際、半衿を付けていないというより、半衿を持っていらっしゃらない(存在を知らない)というお客様がいらっしゃいました。
着物に詳しくないとそうですよね~
その時は、時間も無かったですし、ご了承の上、木綿の布を半衿と見立てて着付けをしました。
動画で紹介
半衿は最高のファッションアイテム
首元にほんの少しだけ、この存在価値が決め手となるといっても過言ではありません。
着物に着慣れてくると、ここの半衿で遊びたくなります。
私は季節ごとに刺繍半衿を作ってあります(もちろん自作です)
一部ご紹介
どんな半衿付けようかな、と楽しみになります。
たかが半衿されど半衿
遊べる半衿ですが、正式な場所には白い半衿、など決まりはあります。
そのルールさえ分かっていれば大丈夫です。
わからないうちは白い半衿を付けていれば大丈夫です。
ちなみに、たくさん着物を着る私ですが、基本、白半衿です。
刺繍されている半衿を付けていますが、白い半衿に刺繍をしています。
色付き半衿はどんな色がどんな着物に合うか、悩みすぎるので(笑)簡単に白半衿を選択してしまいます。
避けては通れない半衿付け
今は半衿付け用両面テープなど、便利なグッズがあるようですが、一度は裁縫でチャレンジして欲しい~。
やってみて「あ、やっぱり駄目だわ」となれば便利グッズを活用。
私の教室でも、必ず最初に針と糸を持ち、トライしてもらいます。
本当はこういう作業をするのね、と知っていて欲しいからです。
知っているのと知らないのとでは違いますからね。
頑張ってみて下さい!
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